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「物狂ひ」
誰得。楽しかったです。

読んだだけではなんのこっちゃ、だと思いますので補足と言い訳を。

幸村とヒロインは小さい頃に何度か会った事があり、佐助とも面識がある。
ヒロインは武田家臣の娘。

冒頭のセリフが言いたかっただけ。
佐助に対して形式ばっても意味がないと考えている。

幸村の前では相応に武家の女らしく振る舞う。

ヒロインが政略結婚で嫁いだ先が謀反を疑われていた。それが事実かどうかを伝えるだけでよかったものを、関与する者がばたばた死んでいった。
直接ヒロインが何かをしたわけではないが、何もしなかったわけでもない。
存在自体が不幸誘発剤。
幸村も佐助も詳しい事は知らない。

ヒロインとその父親が館に宿泊して、当然見張りはつけられるから、とりあえず声をかけた。佐助じゃなくてもよかった。
「次は相模(へ嫁に行け)だってさ」

時間の経過は年単位。
武田を裏切ったかなにかで忍隊が内密に当主の首を取りに来て、ヒロインは夫に殉じようとしていた。
精神的にかなりきていたけれど、それは弱味だから誰にも見せないまま死んでいくことを選んだという話。


お館様は出てこなくても存在感があるようにしたかったんですけど、玉砕。
ヒロインが幸村のように妄信的にお館様を信奉していたらまた違った形になったと思います。
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